青年部会火育活動

青年部会では、「火育」の普及を目指し、平成25年度より火おこし体験プログラム、火育出張教室などの火育活動に取り組んでおります。
 去る8月1日(土)、西条市神拝の西条市西条小学校において火育出張教室を開催いたしました。今回の出張教室は、PTA主催の夏休みイベント「学校の怪談」の中での開催となっており、西条支部などの協力のもと、1年生から6年生までの参加者78名とその保護者72名の合計150名を対象に実施されました。

 まず、体育館へ移動し、座学・クイズから出張教室がスタートしました。児童の皆さんに「火って何だろう?」、「火と人類の関係について」、「LPガスについて」といった内容について、スクリーンにスライドを投影して学んでもらいました。
 途中、クイズ5問が出題されると、それぞれが正解だと思う番号を持ったスタッフのところへ走って分かれるゲーム形式でクイズに挑戦し、楽しみながら火に関する知識を習得してもらいました。
 その後、中庭に移動して体験学習が始まる前に、潟pロマより最新のSiセンサーコンロの機能などについて説明があった後、マッチ擦りに挑戦してもらいました。
 お祭りで提灯になじみが深いためかマッチ擦りをしたことのある児童が多くいました。低学年の児童にはおっかなびっくりで挑戦している子供もいましたが、参加者の皆さんには正しいマッチの擦り方を学んでもらうことができました。
 マッチ擦りに挑戦した後は、渡り廊下へ移動して、古代の火おこし(紐きり式)に挑戦。まずは青年部会委員が火おこしのお手本を見せて、火種で麻綿に発火させるデモンストレーションを行いました。その後、15のグループに分かれて古代の火おこしに挑戦してもらいました。猛暑の中、保護者などにヒキリ棒を押さえてもらい、必死にヒキ紐を引っ張って火をおこそうとするので、みんな汗だくになりましたが、古代の火おこしがいかに大変だったかをよく分かってもらうことができました。